クローゼットの肥しとなって二か月。2016年4月。
季節は春へと変わり、桜の時期になった。
折角の被写体もできたので、久々にカメラを取り出し桜の撮影に出向いた。
その時、出向いた先が小田原城の桜だ。
この時点でもカメラについては勉強していない。強いて言えば、Aモードの絞り優先で撮影する事だけは学んだ。
(f/9、1/80s、ISO-100)
桜!端から端まで桜!カエルの卵に見えなくもない。
(f/13、1/80s、ISO-100)
桜を撮りたいのか城を撮りたいのか、今見返しても分からない。これはセンスの問題だろう。
(f/5.3、1/80s、ISO-100)
これは水を止めたかった記憶があるが、設定を見る限り1/80sのシャッター速度で止まるわけがない。
そんなヘッポコ状態で撮影していたのがこちら。
(f/7.1、1/100s、ISO-100)
背景がボケた!ピントはヘッポコだが背景がボケた!
一眼レフを買って初めてボケた瞬間だった。この時は被写体に思いっきり近づいた。
そして、分かった。
寄ればボケると。
設定こそ酷いが一眼レフを買って良かったと思える瞬間だった。
冒頭で「Aモードで撮る」と書いたが、今までの3枚を見る限り「Sモード」で撮っていたんじゃないかと思わされる。シャッター速度が1/80か1/100しかない。
この時撮影していて思ったのが「もう少し望遠側が欲しいな」だった。
そして、漸くF値が小さい方がボケるという事をインターネットで学んだ。
レンズを買った。F値が小さく、望遠側が少し伸び、安いレンズ。
SIGMA 標準ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM ニコン用 APS-C専用 884550
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新しいレンズを手にし、ウキウキしながら出かけた先は昭和記念公園。
F値を小さく、被写体に寄る!
今までよりはいい感じにボケた!
(f/4、1/1600s、ISO-800)
水が止まった!
(f/5、1/4000s、ISO-800)
個人的には、かなりマイペースにカメラライフを楽しんでいると思っている。
スマートフォンでは撮れない世界を。
一眼レフでしか撮れない世界を。
次回、単焦点レンズに手を出す。