先週行こうと思っていた河津町の河津桜ですが、29日に行ってきました。
木曜日の時点で土曜日の天気は日中曇りで夕方から雨の予報。
これはGOだ。
そう考えた私は金曜日の夜に自宅で日本酒を一人で3合飲んでいた。
飲んでいたのは三重錦の山廃仕込。このお酒がまた見事に燗酒でうまい。
今ではもう売られていない平成24年のお酒だ。
このお酒を知ったのは吉祥寺の居酒屋である。
dancyuの2016年3月号で取り上げられてもいる。
そこそこの量を飲んだけど、翌日はしっかりと起きられた。
7時半過ぎに。
若干出遅れてしまった感は否めなかったが、私はあわてることはない。
8時半には高速に乗り、10時半には足柄SAに居た。
そうである。コロナウイルスの影響で道路は空いていると思っていた。
実際、休日に足柄まで2時間ほどで来れることはそうないであろう。
こうもスイスイと事が進んでしまうと、一度立ち寄ってみたかったアノ滝である。
空いていなければ寄り道など出来ないのである。駐車場に入ったが最後、河津に向かう方面の道路に合流することは至難であろう。毎年渋滞に巻き込まれているから、良く分かる。
写真を撮るときに思ったのは「俺、NDフィルター持ってきていないじゃん」ということ。ないものは仕方ないので、ただ撮っただけ。サングラス越しに撮影してシャッター速度を遅くすることも考えたが、度入りサングラス故、焦点が合わないだろうと思い諦めた。
特に特筆するようなことはなかったかな。
強いて言えば、鮎釣りができること?
ここまでの撮影はD750とAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの組み合わせ。
そのまま、いそいそと河津町に向かいます。
そういえば、伊豆縦貫道が少しだけ延長されていて驚きました。気づいたらナビに乗ってない道を走っていて「これどこまで連れていかれるんだろう」と思ったものです。結局は「あぁ、ここか」って場所でした。
河津町についたとき…雨が降ってきた!
天気予報と違うじゃないか!と思いましたが、さすがに撮れ高ゼロで帰るわけにもいきません。
片道5000円の高速代金がかかっています。
とりあえずはカメラを一台持って歩き始めます。
そして、川沿いに着いたときにカメラチェンジ。
先週も愛用したD500×TAMRON A035の組み合わせにチェンジ!
D750はカバンの中へ。
実際、河津桜も半分散っていて葉桜状態になっていたので、目的を変更。
メジロの撮影!
TAMRONのA035とは何ぞや?という方はこちらをどうぞ。
止まっているメジロは若干飽きてきた部分もありますが、可愛いですね。
色んな表情を見せてくれます。
これはちょうど鳴いている瞬間でしょうか。
こちらはツガイ?
めっちゃドアップ!毛並みもしっかりくっきり!
今までに撮ってこれなかったシーンが撮れ、これはこれで満足。
しかし、ねぇ?
やっぱり、ねぇ?
撮りたいじゃないですか。
飛んでいるところを!
なんか、思っているのと少し違うぞ?
これなんか、飛翔体みたいな感じだし…。
なんか惜しい!角度が惜しい!
メジロはよく背中で語ってくれます。
そんな中のベストショットはこちらかな。
私の粘り勝ちといったところでしょう。
メジロに対するピントが少し甘いですが、仕方なし。
趣味の域でこれが撮れたら満足です。あとはひたすら練習するだけです。
今回の撮影が2.5時間ほどでしたが、それで足りなければ5時間撮り続ければいい。
しかし、思ったのは飛んでいるシーンを撮るのは本当に難しかった。
飛び出そうとしているこちらの一枚。次の瞬間には飛びました。
一瞬にして被写界深度の外側に移動されたら、今の私の実力ではどうすれば良いのかわかりません。
来年もタイミングが合って取れれば良いなと思います。
TAMRONのA022の使用も考えますが、斜め45℃の撮影であの重たさは筋肉痛を引き起こしそう。
今年の河津桜は満開時期が過ぎていたこととコロナウイルスの影響で、このような一枚も撮れました。
本当に人がいなかった。
おかげで割とのんびり撮影に臨めてラッキー。
露店に入ったら、望遠レンズを担いでいるものだから店員さんに絡まれて30分程のんびりさせてもらったり。
「店内に座ってて!そのほうがほかのお客さんも入りやすいから!」
とのことでしたが、望遠レンズをテーブルの上に置いて、たばこ吹かしている人がいたらお客さん入りづらいですよ…。
来年もお店があれば顔を出してみたいです。覚えていてくれるのだろうか。
帰りは函南のさわやかハンバーグで晩飯を食べて帰路につきました。肉の日だったので。
過去の河津桜の様子です。
2018年。
2019年。