カメラを嗜む先代の方々は口をそろえて言った。
「結婚式の撮影は引き受けるな!」
言っていることは分かる。
刻一刻と進む式。
一回のミスで全てがパァになり、新郎新婦・その他大勢から恨まれる可能性を秘めたイベント。
趣味程度に楽しむ程度の人間が安易に引き受けてはならないという事。
なので、今回の参列についてもしっかりと条件を出している。
「プロはしっかりと雇ってくれ…」
この言葉には先述した「そんな大舞台の責任を負いたくない」という事と、もう一点秘めている。
「俺はしっかりと飲み食いして楽しみたい!」
今回の場所は都内の誰もが知っている有名なホテルなので、料理もさぞかし美味しいだろうと思っている。そんな料理を写真にばかり気を取られ、味わって食べられないなんて勿体無い!
しかし、出席するからにはしっかりとした写真も撮りたい。
酒を飲み始めた時点でブレ写真量産するんでしょうけど(笑)
取り敢えず、今ある機材から組み立てられるパターンを考え、その上で必要な機材の導入を検討してみたいと思う。
今回の記事はほぼほぼ個人的な備忘録代わりのメモである。
出典:https://imgsv.nikon-image.com/products/slr/lineup/d750/img/index/pic_02.jpg
■所持ボディ
- D750
- D5500
■所持レンズ
- AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
- AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
- AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
- SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art
- NOKTON 58mm F1.4 SL II N
- SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
- AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
- Tamron 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)
- TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)
■スピードライト
- NISSIN Di600
ボディやスピードライトは分からないってことはないけれど、レンズの関係性が少々分かり辛い。
なので、視覚的に分かりやすくなるようにとの思いを込めてグラフ化してみた。
使用ソフトは懐かしさを感じるExcel 2003!色使いはセンスだ!途中でめんd(ry
会場での撮影はF値の低いレンズを使用してシャッター速度を稼ぐのがセオリーとされている中で、簡単に選別をしているとこうなる。
まぁまぁ勝負が出来そうな本数はレンズが揃っているようにも見えるが、欠点は単焦点レンズばかりである。
また、会場の広さを考えると100mm以下の焦点距離では心許ない。
その都度、飲食を中断して走っていかなくてはならない。
そうすると、個人の勝手な要望である「俺はしっかりと飲み食いして楽しみたい!」を満足できなくなってしまう。
ここで、安直に考えるとこうなるであろう。
「ここの領域のレンズが"あれば"…」
ちょっと、雲行きが怪しくなってきた。
"あれば"という仮定形。魔法の思考「タラ・レバ論」
まずは、絶対に使うことが無いであろうTamron 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)とTAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)をグラフから削除。そして、APS-C機専用となるSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMも削除。
150-600mmのレンズなんて使って、変な目立ち方をしてしまったら、出社後に上司に何を言われるか分からない。部署一番の恥部となってしまう。
F値が変わるレンズもシャッター速度に影響してくるので、少々扱いが面倒。
取り敢えず、グラフがかなりスッキリした。
続きはまた次回。
あーだ、こーだと考えるのは嫌いではない。