先日、GITZOのGT3542を購入したという記事をあげましたが、何故GT3542を選んだのかを書いてみたいと思います。
元々使用していた三脚
元々、三脚はマンフロットのこちらを使っていました。
Manfrotto 三脚 COMPACT Advanced ボール雲台フォトキット アルミ 5段 ブラック MKCOMPACTADVBH
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: エレクトロニクス
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一般的にマンフロットで選ばれるbefreeシリーズではなくCOMPACTシリーズの三脚になります。
Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2013/06/17
- メディア: エレクトロニクス
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BefreeシリーズとCompactシリーズを簡単に比較してみます。
シリーズ | Compact | Befree |
段数 | 5段 | 4段 |
耐荷重 | 3 Kg | 4 Kg |
商品素材 | 1.4kg | 1.4kg |
縮長(cm) | 46 cm | 40cm |
全高(EVあり) | 167 cm | 144 cm |
最低高 | 46.5 cm | 34 cm |
この2種の 大きな違いと言えば、段数・耐荷重・全高となるでしょうか。
その当時はD5500を使っており、所有していた一番重たいレンズでもTAMRONの70-300mm(Model A005)の約750gであり、ボディとの組み合わせで重たく見積もっても1.5kg程だったので、耐荷重が3kgと4kgではさほど違いはないであろうと考えていました。
また、自分の身長が179.6cmであり、サバを読んで約180cmあるので全高は高いに越したことはないとの考えも持っていました。
段数の違いは知らんがな!といった感じです。
また、一番の違いはCompactシリーズが店頭で9000円程で買えるのに対して、Befreeシリーズは種類にもよりますが、18000~23000円程と倍の価格差が有りました。
なので、1年前はそこまでカメラに嵌るとも思っていなかった自分は安いCompactシリーズをチョイスしました。恐らく、この選択は今でも間違えていないと思っています。仕様・金額だけを見るとD5500で使うには必要十分な機能であったと思っていますし、表現としてあまり好きではないですが『コスパ最高』だと思います。
もし、初めての一眼レフでD7200を買っていたならば、Compactシリーズは選ばなかったように思います。
新たに三脚を買おうと思った理由
一番の理由はD750+TAMRON 150-600mmレンズをこのCompactシリーズの三脚に載せた、この時になります。
3kgの耐荷重に3kgの機材を載せたらダメですよね。
ダメではないですけど、細いアルミの脚がよくポッキリと折れなかったものだと感心しました。
また、一番の難点だったのは強風により、望遠レンズが風で煽られることによる三脚の揺れでした。これが一度発生してしまうと中々治まらず手で抑え込んで軽減しても手を離したときに振動を与えて再度揺れてしまうという事態に陥りました。
これでは中々撮影することができず、無駄に時間だけが立っていきました。
そこで思ったわけです。
そうだ!三脚を買おう!
BGMはこちらを使用ください(笑)
何故、GITZOのGT3542を選んだのか
三脚を買うに当たり、当初の考えではVelbonのジオ・カルマーニュN740やプロフェッショナル・ジオV640等も候補に挙げていました。
Velbon カーボン三脚 ナット式 Geo Carmagne N740 4段 大型 脚径32mm 雲台別売 441010
- 出版社/メーカー: ベルボン
- 発売日: 2009/06/23
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Velbon カーボン三脚 ナット式 Professional Geo V640脚のみ 4段 中型 Vロックシステム ギヤ式エレベーター 441508
- 出版社/メーカー: ベルボン
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某ブログを読んで雲台だけはSIRUIのK-30Xにするんだと決めつけていましたが、15000円という割には悪くない買い物だと思っています。
さて、三脚の方ですが、過去の自分の事例を振り返ってみました。
最初、D5500にキットレンズ18-55mmでしたが気が付けばシグマ17-70contemporaryやNIKKOR MICRO 60mmのレンズが増えていき、挙句の果てにD750に24-120キットレンズまで買っていました。
安物買いの銭失いとまでは言いませんが、一年足らずでD5500が無駄になった形です。
そのため、三脚選びは慎重になったわけではありませんが、『Velbonを買ったところでGITZOが気になる』という思いは払拭できませんでした。
普段、モノづくりの仕事に従事していますが、やはり安いのには安いなりの理由があると思っています。コストを下げるために無駄な部品を付けなかったり、素材そのもののランクを落としてコストを下げたり、高いものは製造工程が1つ多かったりして製品の質を高めようとしていたり。
なので、D750を使い始めた今ではD5500で『あの機能がない、この機能がない』となることも少なからずあります。
結局、三脚でも同じことが言えるのではないかと思ったのでGITZOと言う10万を超えてくる三脚を選びました。
タラレバを言い出すとキリがないですが、もしかしたらVelbonの三脚を買っていても満足していたかもしれませんが、今となっては知る由もありません。
でも、良いと思います。
趣味ですから。